「石清水八幡宮」は、創建以来、都の裏鬼門(南西)を守護する神社とされ、また、伊勢の神宮に次ぐ第二の宗廟として崇敬されています。
空海の弟子が受けた「われ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との神託により860年に石清水寺の境内に社殿を造営したのが創建とされるそうです。
京阪電車:石清水八幡宮駅下車。境内は男山にあるのでケーブルか徒歩で登ります。(駐車場もあり)ケーブルに乗りたかったので上りだけ乗ることにしました。
石清水八幡宮駅を下りて右手すぐにケーブルカーの乗車口があります。
片道300円乗車時間は3分・・・
下りのケーブルカーと離合
山上に着きました。
急な階段を登ると男山山上展望台・・・
手水舎で手を清めて・・・
南総門から社殿へ
社殿の周りをくるっと一周。
東門前、鬼門封じを通って水若宮社へ
北総門
住吉社
校倉
西総門
西門
象の装飾(想像の像なので足には肉球!)
信長塀•••瓦と土を重ねた塀神木「楠」•••樹齢700年にせまる御神木
社殿の正面へ
ご本殿正面の楼門には口を開けている鳩と閉じている鳩が向かい合っています。(神鳩)社殿に続く参道は、参拝後ご本殿に対してお尻を向けない様に斜めに伸びているそうです。
昇殿参拝(11時と14時あり)の時間になったので受付へ。(拝観料は高校生以上1000円小学生以上500円)
神殿の中に上がり、お祓い・参拝の後、神職の方に神殿を案内していただきました。
織田信長、豊臣秀吉•秀頼、豊臣家へと受け継がれてきた貴重な八幡造の神殿は大変美しいものでした。(写真撮影禁止)
中に入ってまず目に飛び込むのは、大変鮮やかな極彩色の欄間彫刻の数々です。
空間は一つなのに天井は4つに分けられている不思議な神殿の中・・・ここでお祓い・参拝を行いました。
西門の「目貫きの猿」(イキイキとした猿の彫刻は西門から抜け出し悪さをしたのでその目に杭を打ち動けなくしたとの事)その目には杭が刺さっていました。
実際は全部黄金というわけではないそうですが、織田信長が贈った「黄金の雨樋」はとても大きなものでした。
昇殿参拝後、エジソン記念碑に寄って帰路に着きます。
三ノ鳥居かつては馳馬などの出発点、お百度まいりの地点ともされている石
書院石庭と永仁の石灯籠石清水井、石清水社高良社
頓宮殿・・・葵祭、春日祭とともに三大勅使祭の一つ石清水祭(9月15日の夜中)では、男山山上のご本殿より山麓のあるこの場所に3座の神様を運ばれるそうです。
安居橋(あんごばし)
一ノ鳥居
ゆっくりと参拝した後は、八幡の門前名物の「やわた走井餅」をいただいてホット一息。
昇殿参拝の時にいただいた参拝記念品は鳩のストラップでした。